
健やかに育つ、
その礎としての「食」のあり方を、
自分なりに突き詰めていきたい。
管理栄養士 2021年入社
A.S.
Profile
◆好きな言葉:生きているだけで丸儲け◆趣味:旅行、ドライブ、飲みに行くこと◆夢:小さいご飯屋さんを開くこと。日本一周旅行。
Career Message-03
幼児期の「食」は極めて重要であり、給食の提供を通じてその一翼を担っているという重責は常に肝に銘じています。また、子どもたちにとって給食の時間が、嫌なものにならないよう、できる限りの創意工夫やトライアルをしようと思っています。
アレルギー対応もその一環で、アレルギーへの恐れを取り除き、食本来の楽しさを堪能できるアレルギー食レシピづくりにも、全力で取り組みたいと考えています。アレルギー食レシピを、全員で食す!というトライアルもしており、これも「食育」の一つだと思って、定期的に実践しています。
給食レシピのバリエーションは、無限大です。パターンに陥らず、私としてはできるだけ多くの新鮮なレシピで、子どもたちを感動させ続けたい!と思っています。食育も、保育の一環です。幼児期にとって極めて重要な「食」を、「栄養管理」を、できるなら私なりのアプローチで最高レベルへと引き上げたい。それが私のミッションです。

Q.飯田ルーテル幼稚園を選んだ理由は何ですか?
子どもたちが伸び伸びとして過ごしているシーンを見て、この子たちを食の面から支えたい!と素直に感じたのが、大きいですね。また、長年にわたってアレルギー対応の給食の提供もしており、その誠実さにも魅かれました。
Q.現在の仕事は?
月々のメニューを自ら考え、給食をつくっています。地産地消も踏まえ、なるべく地元の食材も使い、コストも考えながら、1ヶ月分のメニューを考案。それに従って、仕込みから、調理、そして配膳までを毎日行っています。

Q.仕事のやりがいは?
子どもたちの「美味しかった」という言葉が、何より嬉しいですね。また、逆に「苦手だった。食べられなかった」という声も、どうしたら食べられるか?という別の調理法の考案にもつながり、それによって「苦手を克服」というケースもあるので、これもやりがいになっています。さらにアレルギーへの対応も、できるだけ美味しく食べてもらえる工夫もするので、完食となれば、これも喜びにつながっています。
Q.働く場としての魅力は何ですか?
もともと食べることが好きで、料理が好きで、食に興味を持って管理栄養士になったという経緯もあり、「自分流の給食レシピ」を自由につくれる環境であることが、何よりの魅力です。世界各国の料理レシピを自分なりに考えたり、また、季節ごとの行事にまつわる日本ならではの伝統食を取り入れたり、というトライアルができることも魅力。今後は、日本各地の郷土料理を、年間を通じて提供するトライもしたいと思っています。

Q.あなたならではの仕事ポリシーや仕事スタイルがあったら教えてください。
子どもたちにとって給食の時間がいちばんのハッピータイムになりますように!という願いを常にもって、仕事をしています。だからこそ、できるだけ子どもたちが食べている様子を伺うようにしています。子どもたちの「美味しい笑顔」って最高に輝いていて、見ているだけで幸せになります。この笑顔を引き出すための「料理マジック」を考え、仕掛けるのが私の楽しみであり、独自の仕事スタイルになっています(笑)。
Q.今後の目標は?
食育も、保育の中の大切な要素だと思っているので、健やかに育つ・・・その礎としての「食」のあり方を、自分なりに突き詰めていきたい。その結果として、ここを巣立つ子どもたちの「栄養管理」を、最高レベルにまで引き上げるのが、私の目標です。また、アレルギー児や未発達児が比較的多いと感じるので、今後も一人ひとりへのきめ細かい対応を心がけ、私なりの幼児向け「完全食」を考案して、それらをいつか本にすることが私の夢です。